株式会社マザーネット/働くママの心に寄りそうケアリストたち。子育て後のママたちが大活躍!
株式会社マザーネット
会社員時代に「『キャリアと家庭』両立をめざす会」を設立した上田理恵子様。
ワーキングマザーとして様々な困難や喜びを経験し、「仕事と家庭の両立で張り詰めているお母さんたちの心を抱きしめてあげたい」という想いから、株式会社マザーネットを設立し、代表取締役に就任しました。
大阪に本社を置く同社では現在、全国で800人もの「ケアリスト」と呼ばれるスタッフが活躍しており、2015年には経済産業省の「がんばる中小企業・小規模事業者 300 社」を受賞しています。
また、上田様ご自身も「関西財界セミナー賞2010輝く女性賞」やスティービー賞のWomen Helping Women Awards 部門にて2008年ファイナリスト、2007年女性のチャレンジ支援賞(内閣府・男女共同参画担当大臣賞)の受賞など、ワーキングマザーとして多くの表彰をされています。
日本初の派遣型病児保育をはじめ、「ワーキングマザーのサポート」という観点から次々とサービスを生み出してきた同社について、上田様にお話を伺いました。

当社の始まりは病児保育ですが、これは私自身が実際に困った経験があったから。
リスクはありましたが、かつての自分のように困っている人は確かに存在していて、その人たちを助けたいと思ったのです。
当社のあらゆるサービスは、お母さんたちの声を聞いて生まれたもの。
「シッター業務と一緒に食事も作ってくれたら」と言われて家事サービスを始め、「遠くに住む両親が心配で」と言われて病院の付き添いや料理代行など、介護保険外のサポートを行うペアレントケアサービスを始めました。
ワーキングマザーのための月刊誌『Career&Family』もそうです。
マザーネット設立前から『キャリアと家庭』両立をめざす会の活動を行っていましたが、会員の方たちから「参加できない時にどんなことを話し合ったのかを知りたい」という声があって。会員は全国にいたのですが、会は大阪でしか開催していなかったので参加できない方も多くいらっしゃったのです。それがワーキングマザーのための月刊誌『Career&Family』の始まりでした。
手伝いますと手を上げてくれて、コアメンバーとして関わってくれた方はインテリアデザイナーです。
私もそうですが、スタッフに出版業界での経験がある人がいなかったので、完全に手探りでのスタートでした。200号を超えましたが今でも私自身が編集に携わっています。会員の方に行っている文通お悩み相談サービスもそうですが、皆さんの声を聞くことが当社の、私自身の軸なのでそれはずっと変わりません。
女性が働きやすい社会づくりは少しずつ進んでいますが、それでもぽこん、と穴が空いているように足りないもの、困ることは存在しています。
行政にはなかなか声が届かないし、届いてもすぐに変わることが難しい。だから自分たちのほしいサービスは、自分たちで作っていこうというベンチャーマインドを大切にしています。
子育てがひと段落した専業主婦の方が、自分の経験を活かせたらと応募してくださることが多いですね。ケアリストの中には身内の介護を担っていて「それでも働きたい、社会と関わっていたい」という方もいらっしゃいます。当社は毎日のお迎えなど定期的なお仕事だけでなく、病児保育などの急なご依頼も少なくありません。ご自身のライフスタイルや志向に合わせて仕事を選べますので、この仕事で生計を立てている方、空いた時間を活かして働いている方など様々です。
それでも、企業がいい人材を確保したいのは当然のこと。時代が変わり、社会で活躍する女性が増えている中で、彼女たちが思いきり働ける環境をと考える企業は着実に増えています。大手企業だけでなく、中小企業からも多くのご依頼をいただき、今では契約している法人は100社を超えました。

例えばデンマークには高齢者が高齢者のサポートをするネットワークがあり、入院で淋しいという方のところにお見舞いに行ったり、一緒に食事をしたりしています。私がお会いした80歳の方は、毎日予定が埋まっていて忙しいととても楽しそうに話してくれました。「必要とされる」喜びは人間にとって大きな原動力です。当社のケアリストの応募資格は69歳まで。例えば定年まで勤め上げてリタイアした方がケアリストになって、自分と同世代であるご両親のサポートを行う……そんな循環ができたら素晴らしいですよね。
会社員時代に「『キャリアと家庭』両立をめざす会」を設立した上田理恵子様。
ワーキングマザーとして様々な困難や喜びを経験し、「仕事と家庭の両立で張り詰めているお母さんたちの心を抱きしめてあげたい」という想いから、株式会社マザーネットを設立し、代表取締役に就任しました。
大阪に本社を置く同社では現在、全国で800人もの「ケアリスト」と呼ばれるスタッフが活躍しており、2015年には経済産業省の「がんばる中小企業・小規模事業者 300 社」を受賞しています。
また、上田様ご自身も「関西財界セミナー賞2010輝く女性賞」やスティービー賞のWomen Helping Women Awards 部門にて2008年ファイナリスト、2007年女性のチャレンジ支援賞(内閣府・男女共同参画担当大臣賞)の受賞など、ワーキングマザーとして多くの表彰をされています。
日本初の派遣型病児保育をはじめ、「ワーキングマザーのサポート」という観点から次々とサービスを生み出してきた同社について、上田様にお話を伺いました。

原点は「困っているお母さん達を助けたい」という想い。
当社のスタッフは「ベビーシッター」ではなく「ケアリスト」。単なるベビーシッター業務でなく、お母さんの心に寄り添い、彼女たちの心をケアするという想いを込めて名づけました。当社の始まりは病児保育ですが、これは私自身が実際に困った経験があったから。
リスクはありましたが、かつての自分のように困っている人は確かに存在していて、その人たちを助けたいと思ったのです。
当社のあらゆるサービスは、お母さんたちの声を聞いて生まれたもの。
「シッター業務と一緒に食事も作ってくれたら」と言われて家事サービスを始め、「遠くに住む両親が心配で」と言われて病院の付き添いや料理代行など、介護保険外のサポートを行うペアレントケアサービスを始めました。
ワーキングマザーのための月刊誌『Career&Family』もそうです。
マザーネット設立前から『キャリアと家庭』両立をめざす会の活動を行っていましたが、会員の方たちから「参加できない時にどんなことを話し合ったのかを知りたい」という声があって。会員は全国にいたのですが、会は大阪でしか開催していなかったので参加できない方も多くいらっしゃったのです。それがワーキングマザーのための月刊誌『Career&Family』の始まりでした。
手伝いますと手を上げてくれて、コアメンバーとして関わってくれた方はインテリアデザイナーです。
私もそうですが、スタッフに出版業界での経験がある人がいなかったので、完全に手探りでのスタートでした。200号を超えましたが今でも私自身が編集に携わっています。会員の方に行っている文通お悩み相談サービスもそうですが、皆さんの声を聞くことが当社の、私自身の軸なのでそれはずっと変わりません。
女性が働きやすい社会づくりは少しずつ進んでいますが、それでもぽこん、と穴が空いているように足りないもの、困ることは存在しています。
行政にはなかなか声が届かないし、届いてもすぐに変わることが難しい。だから自分たちのほしいサービスは、自分たちで作っていこうというベンチャーマインドを大切にしています。
ワーキングマザーの心に寄り添う「ケアリスト」
現在、30代から70代まで全国に800名ほどのケアリストが活躍しています。子育てがひと段落した専業主婦の方が、自分の経験を活かせたらと応募してくださることが多いですね。ケアリストの中には身内の介護を担っていて「それでも働きたい、社会と関わっていたい」という方もいらっしゃいます。当社は毎日のお迎えなど定期的なお仕事だけでなく、病児保育などの急なご依頼も少なくありません。ご自身のライフスタイルや志向に合わせて仕事を選べますので、この仕事で生計を立てている方、空いた時間を活かして働いている方など様々です。
ワーキングマザーのためのサービスから、ワーキングマザーが働きやすい職場づくりのサポートへ
設立3年目から、法人向けにワーキングマザーが働きやすい職場づくりをサポートする「法人プラン」に注力し始めましたが、当初は酷いものでした。「うちの社員は子どもが嫌いで、子どもはいらないらしいよ」などと言われてしまって。キャリアか家庭かを選ばざるを得ない環境では、ここまで理解がないものかと呆れました。それでも、企業がいい人材を確保したいのは当然のこと。時代が変わり、社会で活躍する女性が増えている中で、彼女たちが思いきり働ける環境をと考える企業は着実に増えています。大手企業だけでなく、中小企業からも多くのご依頼をいただき、今では契約している法人は100社を超えました。

サービスの循環を目指して
ワーキングマザーのサポートとして病児保育からスタートした当社ですが、今後はお母さんたちのご両親をサポートするペアレントケアのニーズも高まっていくと思います。例えばデンマークには高齢者が高齢者のサポートをするネットワークがあり、入院で淋しいという方のところにお見舞いに行ったり、一緒に食事をしたりしています。私がお会いした80歳の方は、毎日予定が埋まっていて忙しいととても楽しそうに話してくれました。「必要とされる」喜びは人間にとって大きな原動力です。当社のケアリストの応募資格は69歳まで。例えば定年まで勤め上げてリタイアした方がケアリストになって、自分と同世代であるご両親のサポートを行う……そんな循環ができたら素晴らしいですよね。
編集後記
「理想はマザーネットがいらなくなる社会の実現」と話す上田様。ワーキングマザーの声を拾い上げてサービスを展開するだけでなく、メディアで積極的に発信することで行政にも声を届けようとしているその姿は、まさしく先駆者です。また、ご子息は大学院でそれぞれ保育や食育を学ばれているとのこと。働く母の背をしっかりと見て育ったご子息のことを話してくれた彼女の、とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。企業情報
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